ステンレスパイプの規格一覧
ステンレスパイプの規格は、用途(配管用、構造用、熱交換器用など)や形状によって多岐にわたります。実務でよく使われるJIS規格を中心に、主要なものを整理してまとめました。
- 配管用ステンレス鋼管
最も一般的で、水、油、ガスなどの流体を輸送するために使用されます。
規格番号 名称(略称) 主な用途
JIS G 3459 配管用ステンレス鋼管 (SUS-TP) 一般的な配管(耐食、低温、高温用)に広く使用。
JIS G 3448 一般配管用ステンレス鋼管 (SUS-TPD) 建物の給水、給湯、消火設備用。肉厚が薄いのが特徴。
JIS G 3468 配管用溶接大径ステンレス鋼管 (SUS-TPY) 外径が大きく、溶接によって製造される配管。
- 構造用ステンレス鋼管
機械部品や手すり、インテリアなどの装飾・構造物に使用されます。
規格番号 名称(略称) 主な用途
JIS G 3446 機械構造用ステンレス鋼管 (SUS-TKA) 機械、自動車、自転車などの部品用。
JIS G 3447 ステンレス鋼サニタリー管 (SUS-TBS) 食品、医薬品、半導体工場などの衛生的な配管用。
- 熱交換器用ステンレス鋼管
ボイラーや化学工業の熱交換器に使用されます。
規格番号 名称(略称) 主な用途
JIS G 3463 ボイラ・熱交換器用ステンレス鋼管 (SUS-TB) 缶内や化学プラントでの熱交換用
4.寸法(スケジュール)について
ステンレスパイプの厚み(肉厚)は、「スケジュール(Sch)」という単位で管理されるのが一般的です。
• Sch 5s / 10s: 一般的な配管(薄肉)
• Sch 40 / 80: 高圧・厚肉が必要な箇所
ポイント: JIS G 3459(配管用)では、呼び径(A呼称・B呼称)に対してこのスケジュール番号を指定することで、外径と肉厚が決まります。
藤野金属株式会社
http://fujino-kinzoku.co.jp/
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